【中村祐輔(なかむらゆうすけ)氏】
公益財団法人がん研究会 がんプレシジョン医療研究センター長
内閣府SIP「人工知能ホスピタル」プロジェクト ディレクター
(ご紹介)
ゲノム医療の第一人者で、「オーダーメイド医療」の提唱者。
本年9月、「クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞」が贈られたことから、ノーベル賞2020の最有力候補に。
現在、日本のAI ホスピタル推進のトップリーダー。
(略歴)
1977年大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部付属病院外科並びに関連施設での外科勤務を経て、1984~1989年ユタ大学ハワードヒューズ研究所研究員、同医学部人類遺伝学教室助教授。1989~1994年(財)癌研究会癌研究所生化学部長。1994年東京大学医科学研究所分子病態研究施設教授。1995~2011年同研究所ヒトゲノム解析センター長。2005~2010年理化学研究所ゲノム医科学研究センター長(併任)。2011年内閣官房参与内閣官房医療イノベーション推進室長を経て、2012年4月シカゴ大学医学部内科・外科教授 兼 個別化医療センター副センター長。2018年7月財団法人がん研究会プレシジョン医療研究センター所長。
主な受賞:慶應医学賞、日本癌学会吉田富三賞、紫綬褒章など。
【都甲潔(とこうきよし)氏】
九州大学高等研究院 特別主幹教授
九州大学 五感応用デバイス研究開発センター 特任教授
(ご紹介)
「味覚」研究の第一人者で、味覚センサーの開発(世界初)で知られる。
5つの味覚(甘味・苦味・酸味・うま味・塩味)の探求から、「人間とは何か」に迫る。
(略歴)
1980年九州大学大学院博士課程修了。工学部電子学科助手、助教授を経て、1997年より九州大学大学院システム情報科学研究院教授。2013年より味覚・嗅覚センサ研究開発センター長。2018年より高等研究院特別主幹教授ならびに同センター(現 五感応用デバイス研究開発センター)特任教授。
主な受賞:紫綬褒章、日本味と匂学会賞、安藤百福賞など。