財団の概要
量子医療推進機構は、鳥栖地域を中心とした「量子医療推進クラスター」の構築を目指して、次世代のがん治療法開発に取り組む研究者、研究機関等の「連結」「編成」を推進することによって、 希少がん・ 小児がん ・難治がんの最適治療法開発のための「先端的研究開発連携プラットフォームの構築」「先端的放射線(量子)治療技術の実証インフラの整備」「医療機器産業並びに創薬産業の集積・展開」の実現に向けて、「研究開発テーマの発掘・形成の支援に関する事業」「研究開発推進の支援に関する事業」「研究開発成果普及の支援に関する事業」「人材育成の支援に関する事業」などの事業を展開します。
量子医療推進クラスターとは
「量子医療推進クラスター」構想では、希少がん・小児がん・難治性がん等をターゲットとして、原子や中性子、光などの「量子」を活用した診断・治療(=量子医療)の発展や「身近な医療化」を支える、研究開発拠点及び医療産業拠点を、鳥栖を中心とした地域にクラスター型で集積させることを目指します。
量子科学技術に加え、人工知能(AI)や量子コンピュータなど進歩が目覚ましいICT技術、スピード化が加速するゲノム解析等と組み合わせることにより、「がん種ごとの最適な診断・治療」「患者個人ごとの最適な診断・治療」「診断・治療法の最適な組み合わせ」の実現を支える世界最先端の拠点の形成を目指します。