本クラスター構想の機能的特徴は、量子による物質・材料・生命科学等の最先端技術開発を目指すことであり、
その結果、希少がん・難治性がん等を対象とした多様ながんの診断及び治療技術開発を行うことにあります。
さらに、量子ビームを含む量子科学技術に加え、最近進歩が目覚ましい人工知能(AI)や量子コンピューティング技術を導入することで、
今後予想もできないようながん治療分野における先端的な技術開発や創薬の可能性が高くなります。
ちなみに、現在すでにがん治療にはゲノム医療が導入されつつあり、
患者一人一人にあった個別化医療、そして、プレシジョンメディシン(精密医療)が世界的な潮流となりつつあることから、
これに上記のような量子科学技術を利用した先端的医療技術開発が加われば、
医療ヘルスケア推進のための世界最先端の研究開発拠点を形成できます。